【日常のこと】髪を切るとき、写真を見せる派ですか?
おはようございます!
こちらの記事にも書きましたが、先日髪を切ってきました。
ブログのタイトルを見てどんなことを話したいかお気づきの人もいるのかもしれませんが、私はわりと美容師さんに写真を見せる派です。
しかし、今回直前まで写真を見せようとしていたのですが、突然気恥ずかしさみたいなものを感じ、結局雑誌の表紙に載っているモデルさんを指さして、
「こんな感じでお願いします。」
とオーダーしました。そこで私は考えたのです。
みんな美容室または床屋などで髪を切るとき、どんな感じでオーダーしているのだろうか...と。
なんてことない話なんですけどね。
以下、私が今までどんな感じでオーダーしているかダラダラと書いていきます。
お時間のある方はどうか最後までお付き合いください。
昔は写真見せない派だった。
冒頭で、私は見せる派だ!と言いましたがそれは現在のお話しです。
昔はそんなことしませんでした。
というのも、まだまだおしゃれをしたい!などとまったく思っていなかった少年時代の私の髪型は所謂
坊ちゃん刈り
というやつでした。昔は母親同伴で床屋に行っていましたし、何より親としては短く切ってもらって周期を少しでも長くしたいですよね。当然私もそれに逆らおうなんてサラサラ思っていなかったわけです。
伸びたら髪を切る。
とてもシンプルでした。羊の毛が伸びたら刈る。それと同じぐらいの感じです。
この時期で一つ思い出に残っているのがセルフカット事件です。
だいたい察しはついているとは思いますが、時間が経てば髪は伸びます。当然ですよね。前髪って伸びてくるとうざったくなってくるんです。
そのとき鏡の近くにハサミがあったらすることは一つですよね???
結果私の前髪は、
バナナマンの日村さんみたいになりました。
母親にみせたら怒られました。しかし時すでに遅し。時間も夜で床屋さんも閉まっています。髪を切れるのは最短でも次の日の学校終わりです。
そう、前髪が日村さんのまま学校に行かなくてはならないのです。
そこで母親は、なんと父親のヘアムース(超ハードのやつ)を使って私の髪の毛をセットしてくれたのです。生まれて初めての整髪料でした。それもガチガチのやつです。
母親が髪をセットしてくれたので学校では前髪が真っ直ぐになっていることはバレませんでした。ですが友達には、
「なんで髪ガチガチなの?」
とは聞かれました。当然の疑問ですよね。ヘアムースで髪ガチガチにしてくる小学生なんて普通はいません。ただしそういった質問がくることは、当時小学生の私でも想定していました。その答えも用意していたのです。
「寝癖だよ。」
完璧な解答だったと思います。
色々突っ込みどころのあるエピソードですよね、今振り返ると...
とはいえ、セルフカットで失敗するのはけっこうな人がやっていると思います。(そうですよね???)
髪を伸ばしたくなってくる。
中学二年生ぐらいでしょうか。この頃になってくると、昔は坊ちゃん刈りだった周りの友達も少しずつ髪を伸ばし始めるのです。
ワックスだってつけ始めます。
当然私もその流れにのって髪を伸ばし始めました。
たしか半年ぐらい髪を切らなかったような気がします。人生初の長髪です。耳だって隠れました。スタートがほぼ坊主ぐらいだったので、ひどく長いというわけではありませんでしたが...
さすがに半年も経過すると親に
「気持ち悪いから早く髪を切ってこい」
と言われるのです。この頃すでに床屋を変えていて、割と多くの友達が通う、若いお兄さんが所属しているところで髪を切ってもらっていました。
ちなみに、このときはまだ写真など見せていません。携帯も持っていなかったですしね。
オーダーについては、髪の毛を切ってこいとは言われたものの、そんなに切りたくはありません。
このときに覚えた言葉が、
「髪の毛を梳いて、前髪は目に少しかかるくらい、揉み上げは自然な感じで。」
です。そう、髪の毛を梳くという言葉を覚えました。揉み上げも長い方がよいお年頃です。しかし親には、
「ほんとに髪切ってきたのか?なんで刈り上げないんだよ」
と毎回のように言われていました。
余計なお世話だよ。
当時思春期の私はそう思って受け流していました。
ちなみにこの手法、完璧かと思っていたのですがそうでもないときもありました。というのも、当時通っていた床屋さんは髪を切ってくれるお兄さんがランダムで選ばれるのです。いい感じのお兄さんはイメージ通り切っているのですが、微妙なお兄さんにあたると、そこ何で切るの!?みたいなカットをしてきます。
この辺で私は考えました。芸能人の写真とか見せればいいんじゃないか。と。
でもこういう床屋で見せるのもなあ(けっこう失礼ですね。ごめんなさい。)というのと、そもそもこんな地味なやつが芸能人の写真見せたら、鼻で笑われてしまうんじゃないかと考えてしまい実行できませんでした。この時期は特に人の目が気になります。
床屋を変えたいと思ったのですが、まだまだ親に散髪代を出してもらっている状態で変におしゃれなところに行くのも違うだろう。
と考え、自分でお金稼ぎ出したら美容院に行くゾ!
と心に決めたのでした。
時は流れ...
とうとうバイトなどで自分の散髪代を出せるようになり美容院に行くようになりました。髪の毛を染めたり、パーマもかけたりしました。(将来ハゲるのが怖いところ)
さらに記念すべき初パーマをかけるとき、私は芸能人の写真を出しました。
亀梨さん
の写真です。当時、パーマといったら亀梨さんだと私は考えており(今もですが)無謀だとは分かっていながらも亀梨さんの写真を提出しました。
いつもこういう写真を出している感じで、
「今日はこういう感じでお願いします。」
と言いました。内心は、
(顔は無理だよね。馬鹿にされていないかな。)
と気が気ではありません。何度でもいいますが、
顔が無理なことは重々承知しております。
しかし、美容師さんは笑うこともなく、真剣に考えてパーマをかけてくれました。
考えてみれば、美容師さんは一日何回もお客さんの髪を切っているわけで、いちいちそんなこと気にしないんですよね。多分。
それどころがしっかりと写真を出した方が、口で伝えるよりイメージが伝わりそうです。
ドキドキの仕上がりですが、パーマはそれっぽい雰囲気になるようかかっていました。
やっぱプロはすごいですね。
(当然顔はまったく違います。)
この経験から私は気づきました。
写真をだした方がいい感じに仕上がるんじゃないかと。
それからの私は、写真を出し続けていきます。
嵐の櫻井さんだったり、Gacktさんだったり、普通にネットに載っているイケメンだったり...
たしかに仕上がりを見て、顔の大きさが全然違ったり、そもそも顔が全然違うのでそれにガッカリするときもあるのですが、髪だけ見ると仕上がっています。
そのたび美容師さんってすごいんだなと思います。
今までで一番攻めたのがGacktさんの写真を見せたときです。それも悪夢ちゃんに出てたときのくるっくるっパーマのGacktさんの写真を見せました。(顔は無理ですよね。と思いつつ)
さすがにこのときは、
「~さん攻めますね。これめちゃめちゃロッド使いますよ」
と言われました。たしかに数えきれないくらいのロッドで髪の毛を巻かれました。それもすごく細いやつ。途中から少し怖くなりました。どんなになってしまうんだろうと。
しかし、美容師さんは
「こんなパーマかける人いないから楽しい。」
と嬉しそうに巻いていきます。内心、これちょっとかかりすぎちゃうんじゃないかと思いつつも見守っていました。
実際かかりすぎました。
最初軽いドレッドみたいになっていました。例えるならば、スチールウールというところでしょうか。このパーマ全然とれなくて5ヶ月後に全部切るまでずっと残っていました。(笑)しかもこのパーマ日に日にボリュームが増して膨らんでいきます。
ある日鏡を見ると、そこにはGacktさんではなく、
葉加瀬太郎さん
がいました。実際に会う人も1/3ぐらいの確率で、
「葉加瀬太郎?」
というのです。もちろん親にも言われました。余計なお世話です。
あとプジョルも言われました。
そんなこともあり、もういいかなと思って髪をバッサリきりました。
現在はそんなに攻めることはなく、パーマも緩めのやつにしています。(笑)
↑のことがあってでしょうか。以降、ネットで検索した髪型の写真を見せたりはするのですが、芸能人の写真を見せることにまた抵抗を覚えるようになってしまいました。
気にしないとは分かっているんですけどね...
ちなみに先日だそうと思ったのは、
西川貴教さん
の写真です。(無謀な挑戦...)
最後に
本当にダラダラと書いていきました。
この記事で私が伝えたいことは、
- 自分が思っているよりも、他人は自分のことを気にしていない。
- 髪を切るとき、口で伝えて思い通りにならないときはいっそ写真を見せよう。
- 葉加瀬太郎さんを馬鹿するためにこの記事を書いたわけではない(←重要)
ということです。
葉加瀬太郎さんは本当に良いヴァイオリニストさんです。応援しています。
というわけで、髪を切るときの話でした。
西川さんみたいな顔になりたいものです...